院内設備



内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)

  内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸、または大腸の状態を確認、炎症、潰瘍、腫瘍などの病気の有無を確認し、また治療を行います。

当院の内視鏡の特徴

  • 経鼻内視鏡により、患者様の不快感を和らげる
  • 特殊画像処理による観察能力の増強
  • AI内視鏡画像診断支援システムによる診断能力の増強

 当院では富士LASEREO7000システムを導入、それに加えてAIによる内視鏡画像診断支援システム(EW10-EG-01,EW10-EC02)を用いてより見逃しの少ない、正確な診断が行えるようにしております。  LASEREO7000システムでは、2つのレーザー光を使用することで、LCI画像,BLI画像の観察が可能となりました。LCI画像では赤み、白みを強調した画像で炎症の診断、特にピロリ菌感染の有無、または感染の既往などの判断が、またBLI画像では、血管や表面構造などの観察に適した画像を表示することで、病変の性状、良悪性の判断がより正確になることが期待できます。内視鏡画像診断支援システム(EW10-EG-01,EW10-EC02)は画像上に病変部を指摘して、その性状を示すことで、より見逃しの少ない、正確な診断が行えることが期待できます。。

上図は、同じ潰瘍病変の左から普通光による画像、LCI画像、BLI画像。


左図では大腸内の病変を、内視鏡画像診断支援システムが黄色で表示して、腫瘍性病変であることを示している。

超音波診断装置(エコー)

 超音波診断装置(エコー)は腹部の臓器、特に肝臓、胆嚢、脾臓、腎臓、また男性では前立腺、女性では子宮、卵巣などの観察に用います。その他、乳腺疾患、甲状腺に加えて、皮下腫瘍の性状、さらに、頚や下肢の血管の内腔、血流速度も測定できて、これらにより動脈硬化の程度や、今後の心血管疾患の可能性の予測が出来ます。
レントゲンのように放射線を浴びる心配はなく、何回検査をしても人体に影響を与えることはありません。

X線テレビ装置(透視台)

  X線テレビ装置はバリウムにる胃透視、大腸透視を行ったり、胸部、腹部の単純写真。骨折や骨の変形、骨粗鬆症の程度(骨年齢)などを調べます。

 

血液検査装置

  血液一般、CRP、HbA1c,肝機能、腎機能、脂質、電解質などを測定します。採血してから、15分程度で結果がわかります。発熱や、胸痛、腹痛の方の診断、重症度の判断、生活習慣病の方の現在の生活状況の判断、投薬内容の見直しなどに有用です。
 

心電図、血圧脈波

心電図に加えて、四肢の血圧と、脈波を測定することで、動脈硬化の程度、血管閉塞の有無、血管年齢を測定します。

インフルエンザ、新型コロナ迅速抗原検査

  インフルエンザ、新型コロナ抗原検査は、発症から24時間過ぎなければ偽陰性になることが多いのですが、当院では富士ドライケムIMMUNO AG2を使用することで、発症からより早い時間で判別が可能となっております。